野球の守備の基本のひとつ、スローイング。打球をキャッチングしても、スローイングが下手なプレイヤーではランナーをアウトにできません。

長嶋の守備やイチローのレーザービームとまではいかなくても、クロスプレーで確実に捕殺を取れるようなスローイングを身に着けたい…。そう願っているプレイヤーは多いはず。

今回は、誰でもスローイングが上達するコツと矯正方法を伝授します。

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野球のスローイングの重要性

ヒッティングした打者が一塁まで走る時間はおよそ5~6秒です。プロだとこれでも遅いと言われ、イチローなら3.75秒という驚異的なスピードで1塁ベースを駆け抜けます。この時間内に1塁までスローイングをしなければ、走者を刺すことができません。

ただの内野ゴロをヒットにしない重要なポイントがスローイングです。1秒速くスローイングできる投げ方が身に着けば、捕殺の数は劇的に増えます。

広島の鈴木誠也選手は歴代最強クラスの強肩の持ち主です。走者として鈴木の返球を目の当たりにした阪神の北條は「球からブワーッという音がしていた」と、隕石でも目撃したかのような表現で鈴木のスローイングを語っていました。

事実、広島の鈴木は2017年度に捕殺数10を記録し、見事外野手としてゴールデングラブ賞を受賞しました。翌年の捕殺数は8に減りましたが、これは鈴木の強肩を恐れた3塁コーチャーがサードランナーを止める回数が増えたためです。言うなれば鈴木の鉄砲肩が抑止力となっているのです。下の動画は広島の守備練習の様子。ライトの背番号1が鈴木誠也です。

スローイングを極めることで、アグレッシブに攻める守備を実現できます。プロ野球では0.1秒を争うスローイングですが、アマチュアプレイヤーであれば基本を見直すだけで1秒以上のスローイング短縮がのぞめるのです。

理想的な野球のスローイング基本動作・フォーム

スローイングの動作に必要な理想のイメージは以下の3つのポイントです。

A.次の動作に移りやすい、流れるような捕球
B.コンパクトなモーションでクイックにボールを投げる素早い投球
C.的確なコントロールの送球

この3つが揃ってはじめて良いスローイングになります。

スローイングにおけるAの捕球は、ボールをただ捕るのではなく、ランナーを刺すためにボールを投げる、次の動作を意識して行う捕球が理想的です。

Bの素早い投球は、ピッチングで投げる速い球というより、捕ってから投げるまでの動作を短縮したり、より正確な場所へ投げるための素早い投球です。腕や肩を大振りしない、腰を使うよりステップを助走代わりにするなど工夫することが、0.1秒でも速くボールを投げるコツになります。

Cのコントロールは、次なるエラーを引き起こさないための大切なポイントです。高校野球のエラーの7割以上が送球によるものです。相手がキャッチングしやすい球を投げるコツが必要になります。

この3つのポイントを中心にひとつひとつの動作の改善を重ね、コンマ以下の時間を短縮していくことになります。このナノセカンド単位の時間を短縮することで、より速くより正確なスローイングを実現していきましょう。

手首のスナップの使い方のコツ

手首のスナップを活かした投球はスローイングの基本ですが、そのために最も必要なことは「ボールを深く・強く握ること」です。

送球エラー・暴投の大半は、ボールをしっかり握っていないまま投球したため起こります。プロ野球では「握り損ねたら投げるな」というのが鉄則です。送球エラーはカバーリングなどエラーを連鎖させかねないため、握り損ねのボールを投げることはご法度です。

元横浜DeNAの中村紀洋が下の動画で「ボールをしっかり握ること」を解説しています。ボールの握りを強化する練習として、少年野球の子どもたちと一緒にボールで綱引きをしています。

普段からボールを深く・強く握る癖をつけておくと、ゲーム中のキャッチングでボールを握り損ねることがありません。

また、指に強い力を乗せることで、投球時の手首のスナップが最大限に活かされ、ボールにしっかりスピードが乗るようになります。これでボールがリリースする瞬間まで力が逃げない送球ができるようになります。

肘の使い方のコツ

速い球を投げようとスローイングモーションをイメージするとき、大きく振りかぶってブーンと投げる、と考えているプレイヤーは未だに多いのではないでしょうか。最新のスポーツ医学を取り入れた近代野球において、「大きく振りかぶって」投げる投球フォームは完全に死語となっています。

「大きく振りかぶって」投げる投球フォームは、いわゆる「アーム投げ」というもので、この投げ方では肘の回転とばねの力が外へ逃げてしまい、球威が落ちてしまいます。

古いタイプの野球指導者に教わったプレイヤーは、この癖からなかなか脱することができませんが、最新の投球フォームを身に着けたいなら、肘の振りをボールの加速に加える内旋投球型のクイックフォームに変えていくべきでしょう。

アーム投げをやめて、肘を内側へ回す送球を

よく「小さなモーションでコンパクトな投球」と言われますが、いい投げ方の代表と言われるスナップフォームが内旋投球型のフォームです。肘を内側へ回す投球フォームにすることで、スローイングのボールは劇的に速さを増します。

Youtubeで150万回再生されたこの動画では、ボールを握った手を大きく外側へ回して投げるアーム投げの代わりに、肘から先を内側へ回してボールを握った拳を頭に近いほうに振り、腰→肩→肘→手首→指先へと、ボールに加える力を1ミリも逃さないためのモーションのとり方が解説されています。

アーム投げの外旋投球型はボールの描く弧の軌道がムダに長いせいでリリースまでの時間が長く、肩・肘・手首・指先の力も逃げやすくなり、いいことはひとつもありません。アーム投げはこの機会にやめてしまいましょう。捕ったボールを顔に近い位置から投げるイメージを持って投げる練習を重ねれば、この癖は矯正できます。

下半身の使い方のコツ

スローイングにおける下半身の使い方の基本は、捕球時の屈伸やステップを活かし、投げる方向へしっかり勢いをつけ、ボールに体重を乗せていくことです。腰の回転をつけようと意識する人が多いですが、腰の回転を意識しすぎると足が交差して体重がボールに乗らず、球威を殺してしまいます。

上の動画で元横浜DeNAの中村紀洋は、クーニンさんが捕球→送球の動きのとき、足をクロスさせている点が良くない、と指導しています。クーニンさんは腰の回転をつけようとして足を後ろに引いていますが、1~2歩分バックステップを踏んでいるため、投げるボールに乗るはずの体重が逃げています。これでは球威が失せてしまい、鋭い送球ができません。

スローイングを強くする場合は、腰の回転を意識するより、体重をボールに乗せて球威を増すことを意識しましょう。低い打球の捕球時は屈伸の勢いを活かし、高い打球の捕球時は後ろの足→前の足へしっかり体重移動をさせ、それぞれボールに体重を乗せます。後ろに下がる動きが1センチでも加わると、体重がボールに乗りません。強い踏み込みでボールの球威を増すためにも、バックステップは厳禁です。

野球のスローイングが上達する矯正方法4個

スポーツをする上で、体が覚えてしまった悪い癖を矯正するのは大変です。頭では理解できていても、実際に野球をすると体が勝手に反応し、癖のとおりに動いてしまいます。若い年代であれば矯正にかかる時間は短くて済むかもしれませんが、野球をしてきた期間が長ければ長いほど、癖を抜くフォームの矯正には時間が必要になってきます。

野球の練習で最初にやるのがキャッチボールです。打撃練習をメインにやる日でも、キャッチボールをやらないプレイヤーはいないでしょう。このキャッチボールにひと手間を加えて、スローイングを上達させましょう。加えるメニューは4つです。

①ボールで綱引き

まず握ったボールの綱引きです。これは先ほど「ボールは強く握ろう」の項目で紹介した元横浜DeNAの中村紀洋の動画でも実践していたものです。

キャッチボールの前に、ボールを強く握った状態で、パートナーからボールを抜いてもらいます。続いて、お互いにボールの抜き合いをやったあと、ボールを握って綱引きをします。5分もやれば肘から先の筋肉に十分な負荷がかかります。

②指先とスナップコントロールの練習

これも上の中村紀洋チャンネルの動画で練習していました。強く握ったボールを、手首のスナップだけで垂直に投げる練習です。しっかりと深く・強く握ったボールを、人差し指と中指でコントロールして、垂直に高く投げます。上手にコントロールできていればボールは垂直に上がり、2本の指先のどちらかに力が偏ってしまうと、ボールは垂直に上がりません。

上の動画で中村が手首だけで垂直に投げたボールは、カメラでも追えないほど高くまでシュルシュルと舞い上がっています。その球速と球筋についつい「さすがプロだなあ」と唸ってしまいますが、直後の子どもたちのキャッチボールを見ると、すぐ効果が表れているのがわかります。

③「マルかいてポン」のイメージで内旋投球型にトランスフォーム

続けてキャッチボールに入ります。先ほどやったボールの綱引きのイメージで、一投一投にボールを深く・強く握ってキャッチボールをします。腕の振りは肘を内側へ回す「マルかいてポン」のイメージで、内旋投球型のフォームを練習します。これまで外側に振っていたボールを握る手を、顔の近くに回して投げていきます。耳のそばを掠めるので、肘の振り具合の速さも実感しやすいと思います。

ちなみに、タオルを振って行うシャドーピッチングは、内旋投球型のフォームを作るにあたり、不向きな練習です。肘を内側へ回す内旋投球型のフォームでは、タオルが顔に当たり、どうしても外旋投球型のフォームになってしまいます。

内旋投球型のシャドーピッチングなら、軽い球を持って鏡の前で腕を内側に振る練習がいいでしょう。球はカラーボールでもピンポン玉でもかまいません。指先にほんの少し香水をつけておくと、顔のそばを指がかすめるとき、ふっと香水の匂いがするようになるので、ボールを握る手がより顔に近くなりやすいと思います。

④ステップを加えてキャッチング・スローイング

パートナーとの距離が開いてきたところで、ステップを使った捕球・送球の練習をします。ボールを捕るとき、2~3歩前に出て捕るイメージです。パートナーのコントロールが良く、自分の胸にしっかりボールが届く場合は、キャッチしてから送球までの流れにステップを加えます。

このようにキャッチボールのメニューを改善し、いつもより速い球が投げられていると感じれば効果アリです。急がば回れ。テーマを持ったキャッチボールは悪い癖を抜く最善の遠回りです。がんばりましょう。

内野手のスローイング・送球のコツ4個

内野手のスローイングの場合、サードから1塁ベースまで約32mも投げるロングスローから、セカンドから1塁ベースへ約11m投げるショートレンジのスローイングまで、さまざまな状況があります。サードの守備が花形と言われるのは、このロングスローをこなす肩の強さが求められるからです。

打球を処理する状況もさまざまで、相手の打撃力を鑑みたシフトによっても守備のシチュエーションは変わります。

①内野手のロングスローのコツ

サードからファーストへのようなロングスローの場合、いちばん気を付けるべき点は、ショートバウンドにならないようにする点です。

これは、捕球時と送球時にステップを加えることで、ショートバウンド分の送球距離が稼げるようになります。ステップを加えたスローイングでショートバウンドが起こるときは、コントロールのほうに課題があるケースが考えられます。

また速いロングスローを投げる場合は、肩を入れて振りを強くすると、飛距離が伸びるでしょう。

シートノックが必ず捕球と送球のセットで行われるのは、捕るだけの練習や、投げるだけの練習は、野手の守備練習とは言えなくなってしまうからです。必ずシートノックのときは目指す塁への送球まで完了し、上達したポイントや課題点を見つめ直すことが重要です。

②内野手のショートスローのコツ

ショートから2塁へ、セカンドから1塁へなど、ショートレンジのスローイングの場合、あまりに速い球だと塁を守る仲間がボールを捕り損ねてしまうケースがあります。かといってゆっくり投げていたのではランナーを生かす結果になり、うまい投げ方を模索するのは難しく思えてしまいます。

そこで、相手が球筋を見やすいよう、ボールを相手に見せながら投げるのがショートスローのコツです。

動画で高木豊が解説しているショートスローのコツは、「相手にしっかり球を見せながら投げる」という点です。手の振りを大きくすると球が速くなる分、ひねった体の陰に球が隠れ、相手が球を見る時間が短くなり、塁守のキャッチングがむずかしくなります。そこでショートスローの場合は相手の方へ体を開き、球を見せながら投げると、割と速い送球でも塁守はボールを目で追いかけやすくなり、キャッチングしやすくなるのです。

③内野手の捕球後のスローイング姿勢を素早くするコツ

元巨人の仁志敏久が上の動画で解説している「頭の位置を上げない」とは、頭が低い位置のまま投球することで、上体を上げる時間のムダを短縮しています。捕球時の姿勢を投球時の姿勢に近づけておくことはクイックスローイングの理想ですが、キャッチング後に頭を上げない癖をつけることでより素早く投球姿勢に入ることができます。

④内野手の的確なコントロールのコツ

内野手のスローイングのコントロールは、ピッチャーのような厳しいコントロール力を必ずも必要としません。送球するときのイメージとモーションの注意点を守れば、誰でもそのコツをつかむことができます。

元広島・巨人で活躍したピッチャーの川口和久は、著書『投球論』の中で、縦3マス×横3マスの合計9つのマスをストライクゾーンと思わず、縦9マス×横9マスの合計81マスのストライクゾーンに投げる、と書いています。プロ野球のピッチャーのコントロールがいかに常人離れしたものか、よくわかる表現です。

しかし内野手に求められる送球時のコントロールはもっとアバウトで、ストライクゾーンはなし、球もストレートのみでOKです。内野手の場合、塁守と重なる面積、畳一畳くらいのところにしっかり投げるイメージを持てば良いでしょう。

先ほど紹介した仁志の動画の後半にも、コントロールをつけるイメージの仕方が解説されています。

動画で仁志が解説しているコントロールのイメージは、「投げる相手のグラブの向こう側へ届くようなボールをイメージする」ことです。投げる相手を見て、畳一畳くらいのゾーンへ投げるよう意識しましょう。

外野手のスローイング・送球のコツ3個

まずはYoutubeのパ・リーグTVで、華麗なプロの外野手のスローイングを見てみましょう。

どの返球もランニングスローです。そしてノーバウンド・ワンバウンドともに低いスローイングです。球界を代表する鉄砲肩の糸井嘉男選手(現・阪神)の守備練習の動画がありましたので、これも参考に見てみましょう。

とてもマネのできそうにないパワフルなスローイングですが、基本のポイントをいくつかマネすることで、糸井選手に何分の1か近づくことができるようになります。

①しっかり助走をつけ、体の真ん中でキャッチする

ヒッティングの打球を捕るまでの時間が短い内野手と違い、外野手は打球を見ていられる時間が長くなります。この時間を最大限に生かし、前へステップを踏むというより、打球めがけて全力疾走してキャッチングをします。なるべく体の真ん中で捕りましょう。

体の両サイドや頭の上など、体の真ん中から離れた位置でキャッチングすると、送球動作までのモーションが大きくなり、投げるまでの時間が0.1秒単位で長くなってしまいます。クロスプレーで捕殺を狙う場合、このナノセカンドのムダが致命的になります。

体の真ん中でキャッチすることで、送球動作までのモーションが小さくなり、投げるまでの時間が0.1秒単位で節約できます。元・中日の和田一浩は「打球を捕りながら投げるモーションに入る」と説明していました(NHKBS『球辞苑』「犠飛」)。

この助走を活かし、体の真ん中からすばやく送球のフォームに入ることで、捕殺のチャンスがグッと近づきます。

②小さくジャンプして、しっかり反動をつける

内野手の場合、投げるときにステップを加えてスローイングの速度を上げていましたが、外野手の返球はもっと速度を上げて構いません。トップギアで全力投球しましょう。

キャッチングのときの助走を活かした全力投球をするには、投げる瞬間に軽くジャンプします。上で紹介したパ・リーグのクロスプレーアウト集でも、ほとんどの選手がジャンプするようにスローイングしていました。

正確にはジャンプ投げというより、小さなハードルを飛び越えるようにジャンプして、その反動をボールに加えて送球します。もちろんここでも内旋投球型のほうが低く速い送球ができると思います。

シートノックの練習のとき、キャッチングするあたりに線を引いておき、そのラインを飛び越えて投げるようにすると、ジャンプのタイミングがつかみやすくなるでしょう。慣れてくるとラインを引かなくても小ジャンプしたスローイングができるようになります。

③低いスローイングを意識して投げる

ノーバウンドの送球を意識するより、低い弾道の送球を心がけましょう。そのためにはワンバウンド・ツーバウンドの返球になってもいい、と割り切りましょう。

ノーバウンドで投げた球は、高い放物線を描いて、ゆっくり飛び、ゆっくり落ちてきます。捕球者の塁守もグラブを高い位置に掲げてキャッチせねばならず、足元にスライディングしてくるランナーを刺すため、ボールを捕った高い位置からランナーの足元までグラブを移動させなくてはタッチできません。一連の動作は0.1~0.2秒くらいかもしれませんが、コンマ数秒の差が致命的な追加点に繋がりかねません。

いっぽう低い弾道で届いた送球なら、グラブを構える位置も低く、足元に滑り込んでくるランナーへもタッチしやすくなります。これで捕殺の確率はグッと上がります。内野手が中継プレーに入る場合でも、低い弾道のほうがキャッチングがしやすく、アウトの確率が高まります。

プロ野球の場合、外野手の定位置からホームベースまでの距離は、レフト・ライトから約70m、センターから85~90mです。アマチュアプレイヤーでこの距離のボールを投げ切れる人は少ないと思います。低く鋭い返球を身に着けるため、ワンバウンドのスローイングを練習しましょう。

こうした練習をはじめる前に、外野手の仲間と一緒に、遠投コンテストで自分や仲間の投擲距離を知っておくのもいいでしょう。上達とパワーアップの基準にもなり、練習の目安にもなります。

低い弾道の送球が誰にでもできそうになる面白い動画がありました。

天才外野手のレーザー送球が身につく!球が浮かなくなるたった一つの意識。(トクサンTV)

動画で指導されているライパチ氏は内旋投球型にフォームを変えようと努力していましたが、肘を内側へ回して投げるという意識のせいで、最後の肘の伸びが足りなくなっていました。そこで受けたアドバイスが「ハゲ頭を叩くように投げる」というものでした。効果はてきめんで、ライパチ氏は自分のフォームの悪い癖が一発で抜けました。

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まとめ

スローイング上達のコツとその練習方法をまとめてみました。

ほとんどのプレイヤーが「大きくふりかぶって」投げるアーム投げを教わってきたと思います。ぜひ内旋投球型のフォームを心がけて、コンパクトなクイックスローができるよう練習してみてください。

内旋投球型で投げたボールはシューッという音を起てて真っ直ぐ進んでいきます。ちょっとだけ藤川球児みたいな気分にもなれますので、がんばりましょう。