バイクエルゴとは?

全身の持久力向上に効果的なマシンの一つが「バイクエルゴ」です。

心肺持久力を高めるバイクエルゴ

このマシンは、自転車を漕ぐ動作によって心配持久力を高めたり、太ももの筋肉「大腿四頭筋」お尻の筋肉「大臀筋」などを刺激し、筋力を向上させます。もちろん有酸素運動としての効果も高く、脂肪燃焼効果も得ることができます。

バイクエルゴの使い方

ここではバイクエルゴマシンの基本的な使い方を説明します。

<STEP1>
サドルに座る前に、サドルの高さとハンドルの位置を調整しましょう。

サドルは漕いだ脚が下にきたとき、少し膝が曲がるくらいの高さにするのが目安です。ハンドルは上下・前後に調整することが可能です。自分の好きなポジションに合わせましょう。

【check point】意外とおろそかにしがちなのがサドルの位置やハンドル位置の調整です。サドルの位置が低く、脚を下した時に膝が大きく曲がってしまうようだと大腿四頭筋に負荷が集中してしまい、長時間動作をするのが難しくなってしまいます。サドルの位置はしっかり確認するようにしましょう。

ハンドルの位置は、手前を握れば上半身が起きるため漕ぎやすく、奥を握れば上半身が前傾し強度を高めることができます。体力に合わせてハンドルの位置を調整しましょう。また漕いでいる時に猫背にならないようにハンドルの位置を合わせましょう。

<STEP2>
サドルに座り、両足をペダルにのせます。両手はハンドルを持ちカラダを安定させたら、両足を回しペダルを漕いでいきます。顔は正面を向け、上半身の姿勢は保持したまま動作を行います。

【check point】ペダルに乗せる足は、ペダルの中心に母指球より少し土踏まず寄りの部分をのせるようにしましょう。つま先側に荷重がかかる足の位置では、大腿四頭筋やふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋に負担がかかってしまい、すぐに疲労してしまいます。足の裏全体で力を入れ、股関節から動かしお尻の筋肉を使うように意識しながら漕ぐと、下半身全体にうまく刺激が入りやすく効果的です。

筋力強化や心肺持久力強化のために負荷を高めて行う場合、サドルからお尻をはなし立ち漕ぎのような姿勢で漕ぐこともできます。負荷が一気に高まるうえ、バランスも崩しやすくなりますので立ち漕ぎをする場合は十分注意しながら行いましょう。

<STEP3>
決められた時間リズムよくペダルを漕ぎ続けましょう。

【check point】動作中に負荷や姿勢を変えてもかまいません。強度の強弱をつけることによって、心肺機能向上・脂肪燃焼ともに効果が高まります。